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全てがナンセンスです

恥を捨て成長を目指したい

物を作るときに、何度も作業を巻き戻してしまう。完成度が気になって、なかなか物を完成できない。スピード感がないのである。本末転倒だ。

何か文章を書くにしてもそうで、適当なものなら気にしないのだが、こだわって書き始めると恐ろしく作業がおそく、いつまで経っても完成できない。

そういう人も多いのではないか。私はそうである。

ではいつまでも完成しない、という問題をどうやって解決するかというと、最初から完成形を目指さないらしい。つまり、そこそこの完成度がある物を作り、あとからブラッシュアップするのである。いつでも動くものを提示できる。合理的である。

これはだいたいの分野に当てはまる方法だと思う。プログラミングではそうだった。とにかく動くものを作り終えるまでのスピードが早い人は成長も早い。理想としては、完成したものを皆に公開するところまである。そして意見を募るのだ。それが成長が早い人のサイクルであると思う。現実に仕事とするには難しいところもあるのだが、学ぶ段階ではそれでいいし、そうでなければならない。

逆に完成まで時間をかける人は、成長にかなり苦労する。私はそのタイプであり、全く使い物にならなかった。正直なところ、後悔はある。

他者に何かを公開することは恥をともなう。緊張もする。だが成長とは、この恥と表裏一体ではなかろうか。恥をどれだけ早い段階で捨てることができるか。それが大きな課題である。