ゲーム動画に嵌まる苦しみ

無駄な時間を過ごしている。それがわかっているのに、悪癖をやめられない。

最近ではソシャゲにはまり、そのプレイ動画を見続けるという、これ以上ないくらいに無駄な時間の過ごし方をしている。一切、何一つ、身のためにならない。大して面白いとも思わない。金にもならないし、将来に残るものは一切ない。言い訳の余地もない。

私を苦しめているのはドラクエライバルズというオンラインゲームである。基本無料プレイなので調子に乗って時間を使っている。カードゲームであり、一回のプレイにだいたい10～20分くらいかかる。あっという間に時間は過ぎてしまう。

このライバルズについて、一つのゲーム実況は長いもので2時間くらいあり、それが3人分になると6時間。2倍速で見ても3時間。さらに10時間を超える生放送もあり、それを全部観ることもあった。

なんてくだらないのだろうか。時間がいくらあっても足りない。そしてそれは、一切の生産活動に結びつかない時間なのである。

そのおかげで、私の生活は破綻している。金もないし時間もない。視聴を終えると、ものすごい虚無感をおぼえる。ひどい苦しみをもともなう。

もう何時間視聴したかわからないが、ライバルズの動画をさんざん視聴して気がついたが、視聴して楽しいと思えたのは「加藤純一」さんと「しあわせよっしー」さんの動画だけだ。

娯楽として楽しめる。それ以外の動画を観ても、観てる間はそれなりに楽しいのだが、結果的にストレスが溜まるばかりであった。

そしてこの両名は、ライバルズの動画をしばらくあげていない。つまり、私が視聴して本当の意味で楽しめる動画は、今のところないのである。惰性で観ているわけだ。

時間がないのに、無駄な時間を過ごすのはなぜなのだろうか。惰性と言ったが、有り体に言えば中毒なのだろう。私は呪われてしまった。

そうして、もうライバルズから離れることに決めた。

だが私の経験上、そういう決意めいたことを、このブログのようなチラシの裏に100回書いたところで無駄なことがわかっている。この呪いから解放されるには、もっと具体的な施策をとらなければならない。

少しでもマシな時間の使い方をするには、外に出るしかない。明日から図書館で過ごす時間をつくることにしよう。すくなくともネットから隔離されなければならない。物事を始めるために、まずそこから始めよう。