頼む!あともう少しだけ

全てがナンセンスです

弱い、あまりにも弱すぎる

前回、仕事ができないと書いた。私は仕事ができない。だが、その記事に書いたミスは存在しなかった。ミスをしたと思ったところが、実はミスをしていなかった。いや、ミスをしていたかもしれないが何の指摘もなかった。杞憂であった。

 

そして私はまだ、ほとんど稼げないバイトを続けている。だが結局、行動を改めないかぎり、今後もこうやってミスに怯える生活を続けることになるのだ。自分を見直さなければならない。それは簡単なことだが、簡単なことではない。自分を見つめ直さなければならないからだ。自分など、見つめ直したくはない。

近頃、夜ごとにうなされる。何らキャリアにならない生活。仕事、人生。同世代の活躍。自分の立場。今になって他者と比較することはナンセンスだとは思う。しかし、私はまだ、そういった絶望にかられている。金もない。希望もない。未来に絶望しそうになる。こんな生活を続けていれば、当たり前で鬱にでもなるだろう。

常に苦痛にとらわれているが、この類の苦痛を最も受けたのは、30歳になる直前だった。己の可能性の一切が失われてゆく。そんな絶望感が自分を包む。だが、そもそも可能性などというものはありはしない。社会を転げ落ちた時から、そんなものはないのだ。

フルタイムでの仕事を選べば、再び自分の精神は壊れるのだと思った。だから働けなかった。それも言い訳かもしれない。今の自分は、つまるところ過去の自分の選び取った未来であり、己の浅はかさ、弱さの結果である。私のような人間が自殺もせずのうのうと生きているのは全くもって不可解だ。本当であれば死んでいるべきなのだろう。私はなぜ生きているのだろうか。