人生スランプ
今年も残すところ2ヶ月くらいになってしまった。しかし、何もできそうもない。私のこれは、人生スランプである。人生スランプとは何か。
そもそもスランプとは何か。Wikipediaによると不調、という意味くらいしか出てこない。
私の場合、人生不調ということになる。もうずいぶん長いこと人生スランプなのだが、もう八方塞がりなのである。中途採用には経験が必要で、経験がないので就職できない。後ろを振り返って後悔。そんなのばかりである。
そして結局、逃げているのだ。人生スランプによって生み出された空白期間の説明や、苦しい面接、コミュニケーション能力のない自分（これはスランプとは関係ない）から逃げている。どうせ苦しみの果てに就職したところで、すぐに自分は壊れてしまうと恐れている。とにかく逃げているのだ。
しかし逃げれば逃げるほどに、私の状況は苦しくなる一方だ。苦しみは苦しみを呼び、私に苦しくない日はない。
現実逃避にYoutubeを眺めては、時間を浪費している。最近はディスカバリーチャンネルを観ている。エド・スタッフォードというハゲた白人が、無人島や砂漠を身体一つでサバイバルするという番組だ。火起こしをしたり、動物を狩ったりして10日を生き抜く。期間限定で無料である。
本当に面白いが、私のような人間が観ている場合ではない。エド・スタッフォードを観ることで私の状況が好転することはない。
人生スランプから脱するには、自分の人生に向き合うしかない。本気で脱したいと願うなら、そこに向けて頑張ることができるならば、人生スランプから抜け出すことができるのかもしれない。その可能性は、わずかに存在するのかもしれない。しかし、私には無理そうだ。
人生詰んでいると感じるのだが、詰んでいるながらに生きる道を見出す必要がある。だがその手段を本気で考えられるほどに、私は成熟していない。本当に、頭は子供のままだ。
