頼む!あともう少しだけ

全てがナンセンスです

30歳無職、短期バイトを始める

年末になった。この時期になるとどこも人手不足らしい。年末年始に向けて、一ヶ月、少なければたとえば3日だけのバイトの募集がある。

無職にとっては悪くない。使い捨てであることを自覚して、時間の切り売りをすると割り切って応募した。はっきり言えば、時間を失っているということについては家でゲームをしたり漫画を読んだりしているしているのも時間を失っているのには違いないのだから、そういう時間を削っているのだと思えばもはや問題ならない。もっとも大きな問題は、毎月の支払いが非常に厳しいということだ。

どうも、将来性のないアルバイトをするとなると機会を失っているという意識が強く出てしまい、そのために応募をためらってしまう。それはある意味で、泥沼に入り込む入り口になっていたようだ。

短期バイトへ応募 

一ヶ月のド短期バイト(しかも短時間勤務)に応募して採用された。会社で履歴書を出したらそのまま採用。

かなり寒い思いをしている。体力を使う仕事。私は体育会系とは程遠い場所の人間だが、昼前には勤務が終わる。短時間勤務に助けられてなんとか続けているところだ。

収入は重要

少額とはいえ、とりあえず決まった収入があると考えると、かなり気持ちが楽になった。やはり、生活の安定が精神の安定も生む。あまり褒められた人生ではないが、どうあれ収入を得られることに感謝をしている。 

金銭のあるニートは問題ない。だが、私は貧困ニートであった。金がないという苦しみを抱えながら将来のない仕事をすることを拒絶してニートをするのはかなりの苦痛を伴うことだ。

またそうしているうちに、社会への壁はどんどんと大きくなる。そこから解放されるには、短期バイトの多いこの時期はチャンスである。

一方で、ひどく理不尽に思うのは、生活保護を受ければ現在の収入より多くの額を得られるらしいということだ。これは貧困層からの嫉妬も含まれるが、生活保護はアメリカのように現物支給にすべきで、現金支給をやめてもらいたい。